自信がない人が自信を持つために、まずやるべき秘策とは?

自信がない人が自信を持つために、まずやるべき秘策とは?

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こんにちは、バンチュラです。


私がキャリアコンサルティングをして感じることは、あこがれや夢を持っているのに「自分にはできないなよ、、、」と自信がないためにあこがれや夢をあきらめている人がたくさんいるないうことです。年老いた方ならまだしも、若い人にも多いと感じます。


例えば、昇給したくてある資格を取りたいと考えていたAさん。
でもなかなか踏ん切りがつかない。
自信がないから「私には無理かな」って悩んでしまう。

確かに、仕事は残業多いし、土日は家庭サービスがある。
だから勉強する時間する作れるかどうかわからない。
そう考えてるとさらに自信がなくなっていく、、。


Aさんの気持ち痛いほどよくわかります。
以前の私もどうでしたから。


私は人前で話すことが苦手でした。というか大嫌いでした。
授業中にクラスのみんなの前に立って話をするなんて恐ろしいこと、誰がやるもんかと思っていましたから(笑)

でもなぜか私は教師になりたかった。
われら青春の中村雅俊や熱中時代の水谷豊みたいな先生にになりたかった(笑)
悩んでいる生徒に力を与える先生になりたかった。

なので、大学時代に教職の科目を選択しました。
しかし、やはり「人前で話すこと」の恐怖や不安が勝ってしまい、一度はあきらめました。

でも、あきらめきれずに、学習塾業界の門を叩きました。
しかも集団授業をする学習塾にです。

じゃあ、なんで私はそれができたのか?


その理由がキャリアコンサルタントの資格を取るために勉強していたらわかったんです。


ですので、今日は「自信が持てない」からと夢やあこがれをあきらめていた人の気づきやヒントになればと思います。




自信がない人が自信を持つために、まずやるべき秘策とは?



自己啓発本には「根拠がない自信を持て」とか「自分の可能性を信じろ」とかいろいろ書かれています。もちろん、それができるのであればぜひやってみてください。


でもね、世の中には色々な方がいるわけですよ。
みんなに共通な答えなんてありません。
本に書かれていることやセミナーで話されていることは「その人の成功法則」であって、万人向けなのではありません。

人それぞれ自身で試行錯誤して、自分自身似合った方法を見つけていくんです。



もちろん自己啓発本やセミナーを否定しているわけではありません。
なぜなら自己啓発本を読み続けたり、セミナーの参加することで、いつの日かあなたにあったものが見つかる可能性があるからです。


ですから、私の話から気づきを得る方がいると思いますので、情報発信をしていきます。







先日相談を受けたAさんは、ある資格を取りたいと思っています。資格を取れば昇給することもわかっている。
だけど自信がない。
心の何処かで「私にはできないだろうな」と思っている。
そう思っているから夢を現実化するための行動がなかなかできない。


この「私にはできないだろうな」にはいくつかの側面があります。
まずは自分の能力に対して。
そして環境に対して。

この辺がごちゃまぜになっているケースが多いので、自分の能力の問題なのか、今置かれている環境の問題なのかを明確にする必要があります。
自分では出来ない場合はキャリアコンサルタントの出番です(笑)。
なぜならキャリアコンサルタントはあなたの悩みを傾聴して、主訴を確認し、そこからその悩みを解決するための具体的な方策を一緒に考えていくからです。


すみません、話がそれました。
戻します。





今回は「自分の能力」に対して「自信がない」という場合の話になります。


まず当たり前の話ですが、
この「私にはできないだろうな」という気持ちを「私にもできるかもしれない」という気持ちにチェンジすることが重要になります。


あたりまえじゃんって思われるかもしれません。
それができないから悩んでるんだろうと思われるかもしれません。


大丈夫です。
この「私にはできないだろうな」という気持ちを「私にもできるかもしれない」という気持ちにチェンジするための方法をこれから話していきますので。




この「私にもできるかもしれない!」という気持ちを持つことができれば、それが夢を現実化するための行動につなげることができます。


逆に「私には無理かも」って気持ちだったら、夢を現実化するために立てた目標達成は厳しいし、目標にすら置かないかも知れませんよね?


ですから何かこれやりたいなあとか、できるようになりたいと思ったことに対して「私にもできるかもしれない!」という感情を高めることが大切なんです。



この「私にもできるかもしれない!」という気持ちを「自己効力感」と言います。


ですからこの「自己効力感」を心の中に芽生えさせることが、自信ががない人が夢を現実化するための第一歩になります。







では、「自己効力感の育て方」

行ってみましょう!

「自己効力感の育て方」



先にお伝えした通り「自己効力感」というのは、「私にもできるかもしれない!」という感情のことです。

夢を現実化するための目標達成には欠かせないものになります。だって当たり前ですよね?「私には出来ないかもしれない」とか「私には無理だから」なんて気持ちで目標達成なんで無理ですから。

でも多くの人は自分の能力を低く捉えていて、やってみてもないことに対して「無理かな?」って思ってしまいます。
本来なら出来ることなのにもかかわらず、です。

これはもったいないことですよね。
だって可能性があるのに、その可能性に自ら蓋をしてしまうんですから。


じゃあどうしたらいいのか?
どうやったら「私にもできるかもしれない!」という気持ちが高まるのか?


自己効力感の高め方をお伝えします!


自己効力感を高める4つの方法


「自己効力感」はもともと、アメリカの学者アルバート・バンデューラ博士が提唱したものです。

高め方には次の4つの方法があります。

1.成功体験をする。
2.代理体験(モデリング)をする。
3.社会的説得を受ける。
4.生理的・感情的状態を整える。


それぞれわかり易く説明しますね。


1.成功体験をする。

これは、過去に何かしらの目標達成の経験があると、次のときも上手くいくのでないかという気持になりやすいからです。


例えば、仮に~さんがダイエットに成功したことがあるとします。

その経験があると、次に目標を作ったときに、その目標達成に対して、今度も上手くいくかもしれないとという気持ち「自己効力感」が高まるわけです。

この体験は容易いものより、忍耐強く障害を乗り越えた体験の方が有効なのは言うまでもありません。

ただ、はじめは難しいと思います。
特に自信が無い方は、そんな目標達成した経験なんてないっ!て感じるからです。

そんなときは過去の棚卸しをして、過去に達成したこと成功したことなどを書き出すといいですよ。
過去の棚卸しのコツは、自分がやってきたことを時系列で書き出していくこと。
時系列で書くとと思い出しやすいからです。

例えば
幼稚園時代
小学校時代
中学校時代
高校時代
のように
今までのことを時系列で書いていきます。

そのときに褒められたことを中心に、賞をもらったとか何しらの資格を取ったとかを書いていきます。

このとき大切なのは、どんな小さなことでも書いていくことです。

例えば小学校のときに先生に褒められた記憶なんかでもいいのです。

とにかく「嬉しかったな」とか「頑張ってたよな」という気持ちになったものなら、なんでもいいです。

仕事のでうまくいったこととか、表彰されたこととかあると、あなたの感情が思い出されるので、次の目標達成のときの原動力になります。

私は前職の学習塾時代に10年以上生徒人数が伸び悩んでいたスクールを3年で生徒人数を2倍にしたことで、会社から表彰されたことを使ったりしています。
このときの商品はみかん一箱でした(笑)

でもいいんですよ。
自分の感情が動いた瞬間を思い出すことが大事なのですから。



2.代理体験をする

これは他の人で同じ夢を実現した人をモデリングする方法です。

モデリングについては沢山の自己啓発本でも紹介されているので、ご存知の方もいらっしゃることかと思います。

これは自分の憧れの人を真似するわけです。

学習塾でも効果抜群の方法です。

とくに知っている先輩がどのようにして、志望校を決めて、どんな勉強方法で合格をしたのか。また、スランプの乗り切り方とかを話をするんですね。

本人に直接話してもらうのが一番効果あるのですが、伝達でも十分効果的です。
私はこれを毎年やってましたね。

なぜなら、先輩たちの成功体験談を話した後、自分の目標をもって頑張ろうと変わっていく生徒が増えるからです。
目標を持って勉強する子どもたちの目の色が変わるんですよー!


その結果、内申点が5段階とか6段階とか上がったり、中には11段階とか13段階とか上げた生徒もいますから。もちろん3ヶ月でですよ!
いやはや人の可能性って無限だなぁとつくづく思います。



因みに私のモデリングは大学時代にお世話になったS先生です。
先生は本当に行動力にある方で、ずーっと憧れています。

人前で話すのが不安で恐怖だった私が、塾の先生として集団に話すことができるようになったのは、S先生みたいになりたい!という強いあこがれから、先生をモデリングしてきたからなんですね。


まずは見た目からだと思い髭伸ばしました(笑)。


そんなことからはじめて、とにかく行動するという癖を身に付けたのが大きいと思います。




そのうちモデリングのやり方もこのサイトで紹介しますね。




3.社会的説得を受ける


学習塾の現場では、これは大人の役目だと思うんですよ。
なぜなら、子どもたちは大人の「言葉」をよーく聴いてますから。
お父さんやお母さんはもちろんのこと、学校の先生や塾の先生の話、友達からの話もしっかり聴いていますよ。

そして何気ない一言に、勇気づけられたり、傷つけられたり。


だからこそ、私達大人は子どもの可能性を引き出すような一言を投げかけてあげることが大切です。


そして、もちろん大人にも必要だと感じています。

私はキャリアコンサルタント技能士の資格をとった時、指導していてだいた先生から「傾聴じょうずだね、今回のカウンセリングは問題点は感じないなぁ。とても良かったと思いますよ。これが試験のときにできたら合格できますね。」と褒められたことで自己効力感がめちゃくちゃ上がりましたからね。


このときのカウンセリングはICレコーダに録音しておいたので、ワードで書き写して分析したのはもちろんのこと、お守りとして持ち歩いていました(笑)


ですので、あなたが他の人から言われたことで「自分の夢実現」や「目標達成」について役に立ちそうなことは、しっかり紙に書き出しましょう。



4.生理的・感情的状態を整える。

これもとっても大事です。
カンタンに言うと健康管理をしましょうってこと。

しっかり睡眠とって、ちゃんと栄養をとって、運動もして、ストレスを解消しましょう。

私もストレス溜まると、ついお酒に走ってしまいます。
飲みに行ってその流れでつい朝までカラオケ♪とか(苦笑)

たまにならいいんですけど、最近そのせいで本当にやりたいことの行動に支障がきてると感じたので、コントロールしてます。

具体的に心がけていることは
・水を1日2リットル飲む
・ジョギングや筋トレをスケジュールを決めておこなう
・発酵食品を食べる
・サプリメントで足りない分の栄養素を補給する
・睡眠を十分取る
・好きな音楽を聞く時間を設ける
・脳波を整える音楽を聴く
・感情のコントロールをするためのスキルを磨く
・瞑想をする
・身体のコンディションが落ちてきたら鍼灸に行って整える
などなど
書き出すともっとあるのですが、これくらいのことはやっています。

その結果、精神的にも安定してくるんですね。
「健全なる精神は健全なる身体に宿る」と実感できます。

ですから、もし普段の生活の中で不規則な部分があるのであれば、そこを改善することで「自信がある人」に一歩近づけるわけです。




終わりに

自信をつけるためには「行動」する必要があります。
ですので、今日はどのように行動すれば良いのかのヒントになるかなと思います。


そして少しでも行動できるようになれば、あなたの自信はどんどん成長していきますよ。

私はキャリアコンサルタントの資格を取った的に、生徒に言われた言葉で最後は締めたいと思います。

それは、2級キャリアコンサルティング技能士の資格を取得するために勉強していた時のことです。

学校ではやんちゃで先生の話はあまり聞かないという男子生徒がいました。学校での評判とは違い、私の言うことはとても素直に聴いてくれるんですね。

なのであるとき私は彼に「なんで君は私の話をそんなに素直に聴いてくれるんだい?」って聴いたんです。

そうしたら彼から
「だって、先生は目標に向かって努力してるじゃないですか。だからだと思うんですけど、先生の言葉には説得力があるんですよ。だから普通に先生の通りやればいいって感じるんです」
と言われました。

私は涙を堪えるのに必死でした。嬉しかったですね。

人って行動することで変わって行くものだと思います。


今日の話があなたの「行動」につながって「自信」につながれば嬉しいです。
何かあったら追記しますね。


今日一日もあなたにとって実りのある幸せな一日になりますように。

キャリアカウンセラー・バンチュラ

行動力養成講座

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