こんにちはバンチュラです、
行動力を身につけて理想の人生を歩むには、理想を歩むための情報をたくさん集めること。
そして、自分自身の現状の把握がとても大切です。
現状を把握することによって、何をどのように行動していけばいいかが、具体的にわかってくるからです。
私は25年以上学習塾という業界で子どもたちを指導してきた経験則からそれを学びました。
クライエントとのキャリアコンサルティングや生徒との面談で、
意外と現状把握ができていないことが多々あります。
これでは目標を達成して理想の人生を送ることは厳しいとですね。
なので今日は「目標を達成するのに必要な情報の収集、現状把握と目標の達成のコツ」を体験談を交えて話していきます
では、行ってみましょう。
「普通でいいです」
これは10年くらい前から子どもたちがよく言うようになったセリフです。
私が新しいスクールに赴任して、
将来自分の好きなことで活躍したいと思わない?って聞いたところ。
そのクラスのほとんどが「普通でいいです」と答えました。
昭和生まれの子はもっと貪欲というか向上心が高かった気がします。
平成生まれの子は目立ちたくないのか、すぐに「普通でいい」と言います
ところが、その「普通」という言葉、
認識のズレがあることが多いんです。
子どもたちが「普通」と思っていることと現実とのギャップ
私は約2000人の子どもたちに指導してきて感じることが、子どもたちは社会に出てからのことを勘違いしているということです。
前回書いた「金持ちは悪人」というイメージもそう。
ちゃんと子どもたちに教える大人が、少なくなっているのではないかと感じるほどです。
これは8年前のあるクラスでの授業の一コマ。
「将来どういう人になって、活躍したいか?」
と生徒たちに聞いてみました。
それに対して子どもたちの全員が「活躍なんてしたくない、普通でいい」という意見でした。
私はあまりにもみんなが普通という言葉を使うので、
「 あなたの考える普通って何?」って聞いてみました。
そうしたらある男の子が
「今の生活が普通。それ以上は望まない。だから適当に勉強して、入れる高校に入る。大学だって別に行きたいと思わないし」って答えました。
私の頭の中は???になりました。
なぜなら彼の両親は、ある一流企業の重役だったからです。(お父さんは東大出身です)
彼が住んでる家だって高級マンションです。
なのに、彼はそれが普通だと思っていました。
普通だと思うのはいいんですけど、
問題なのは彼は何の努力もせずそこまで行けると考えていたことです。
また、ある生徒は
「俺、大学何て行きたくない。大学なんて行かなくたって何とかなるでしょ。勉強するなんて面倒くさいし。今のまま普通の生活でいいよ。」
私「そうなんだ。で、就職どうするの?」
生徒「コンビニでバイトするよ。」
私「ふーん。でもコンビニでバイトだと給料やすいから。今のままの生活を送るのは無理だと思うよ。」
生徒「えっ?」
私「だって君の家、一軒家だったよね?アルバイトじゃ厳しいと思うよ。恐らく安いアパートとかになると思うよ。」
生徒「アパートなんかやだよ。一軒家か高級マンションじゃなきゃダメだよ。」
私「コンビニのアルバイトの収入だけで、一軒家とか高級マンションに住むのは厳しいと思うぞ」
生徒「えっ?無理なの?」
これ実際にあった会話です(苦笑)
もちろん、アルバイトを否定しているわけではありません。
いろいろな価値観や生活があっていいと思っていますから。
問題なのは、
彼が「ただ適当に生きていても、一軒家や高級マンションに住めると勘違いしている」ことです。
要は現実を知らないのです。
ある子は高卒でも月給が50万円もらえると思ってましたから(苦笑)
実はこういうケースは結構多いんですよ。
でも仕方ないんです。大人が教えないから。
学校でも教えてくれないようですし。
だから私はその件がきっかけで教えることにしました。
保護者会でその状況を伝えました。
その話をほとんどの保護者は目を点にして驚いてました。
「うちの子そんなに馬鹿だったのか」って言っていた方も(苦笑)
現実を知ることから、未来は築けます。
なぜなら、現状と目標のギャップから戦略や戦術が生まれるからです。
ですから、現実の把握をすること、目標の設定とそれを達成するための情報を集めることが大切。
そして、現実と目標のギャップを埋めるために何をやっていけばいいのか、戦術と戦略を立てていきます。
そして行動です!
受験も一緒です。
辛くても現状の成績を把握する。目標校とのギャップを知る。
そこから目標を達成するには、何をどうすればいいのかが見えてきます。
受験生なら、内申点やテストでの得点力を上げること。
その他、志望校別の観点からいろいろアドバイスしていきます。
これは、本人が現実を把握していれば適切なアドバイスができるわけです。
逆に、それが出来なければ、ただ「頑張れ!」という無責任な指導になってしまいます。
この視点は生徒指導の中から私は気づいたことですが、キャリアカウンセラーの勉強にも役立っています。
目標の達成のコツ
どんな仕事でも一緒ですよね。
どんな素敵なライフキャリアを描いても、ただそれを願っていても現実はやってきません。
(効果的なライフキャリアの描き方は別の機会に話します)
1.その素敵なライフキャリアを描くために必要な情報収集。
2.現状の把握をしてから、そのギャップを知る。
3.それから戦略と戦術を立てて、
4.そして行動です!
ですから、まずはあなたの理想の生活を送るための情報収集をしっかりやりましょう。
(効果的な情報収集の仕方も近いうちに紹介します)
ちなみにさっきの認識がずれていた生徒たちは、このやりとりが現実を知って自分を見つめ直すきっかけになりました。
その結果、目標を持ち、現状を把握することができました。
そして、そのギャップを埋めるための戦略と戦術を立て、行動していきました。
その結果、そのときの現状よりも2ランク上の志望校に見事合格することができました!
現状をしっかり把握して、目標達成に役立てていきましょう。
追伸: 保護者会でこの話をしたときには、私が3ヶ月で12kgのダイエットに成功したことを例えに話をしました。
生徒のお母様たちに
「まずは体重計に乗って、現状を把握すること始めましょう!そうすれば理想の体重がゲットできる可能性が高まるのです!」と伝えたところ、、
「きゃー、やだー無理!」と言うお母様たち、保護者会は大ウケでした(笑)
あなたの素敵な人生を歩むためのお役に立てたら嬉しいです♪
キャリアカウンセラー・バンチュラ
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それ普通じゃないだろ!?-現状把握の大切さ
